ネコ学

水の惑星「地球」 片山郁夫 講談社ブルーバックス ISBN978-0-06-587599-4 1,000円+税 2024年11月

 地球史のなかの海、生命発生の舞台としても海、地球の表面ばかりか内部をも循環する水、地球を安定な状態に保つためには不可欠の海、巧妙な正と負のフィードバック、そしてプレートテクトニクスが果たしている役割などを平易に解説している。

 ただ、マントルから放出される水の量と、吸収される水の量の見積もりは難しいと思う。筆者は「丸山学派」の人なので、吸収される水の量の方が多く、いずれ海はなくなるという立場。もっともそれは5億年後とか10億年後とかの話し。この辺の時間感覚が、たぶん一般の人とは違うと思う。

目次
第1章 原子の地球、海の誕生
第2章 地球上で生命を育み産み
第3章 地球表層での海の役割
第4章 地球内部での水の循環
第5章 地球内部へと吸収される海
第6章 地球の未来像
おわりに
引用文献・参考図書
索引

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2025年3月記

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