都市に侵入する獣たち ピータ・アラゴナ 川道美枝子+森田哲夫+細井栄嗣+正木美佳訳 築地書館 ISBN978-4-8067-1662-4 2,700円+税 2024年3月
これはアメリカの話だけど、日本も同じような状況になっていると思う。アメリカでは懐疑派(都市は破壊の元凶、生態学的な価値はない)と、応援団(都市は新しい生態系)に別れているという。日本はどうなのだろう。この本は、それらとは独立な立場で、この問題を考えようとしているらしい。
海外のこの種の本は、翻訳のためもあるかもしれないが、修辞的な文章が多く、もっと簡潔に要点がわかるように書いてもらいたいという気になる。「旅する地球の生き物たち」でも感じたのと同じ。
※ 「旅する地球の生き物たち」はこちら。
2024年4月記