ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた 齋藤幸平 KADOKAWA ISBN978-4-04-400715-7 1,500円+税 2022年11月(2023年1月4版)
『人新世の「資本論」』の著者が、毎日新聞連載「齋藤幸平の分岐点ニッポン」の記事を書くために、いろいろな職業を体験し、現場を見て、当事者と会い、つまり象牙の塔を出て考える。取り上げた題材の一部は、裏表紙帯に出ている。
なんとなく敬遠していた著者だが、共感する部分も多いことがわかったので、他の本も読んでみようという気になった。
2023年4月記