生物を分けると世界が分かる 岡西正典 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-528818-4 1,000円+税 2022年7月
生物分類学入門。帯にある「進化の謎から地球の未来にまで迫る!」は大げさだと思う。分類学はやんごとなき(方々の)学問という印象があるので、敬して遠ざけてきた。
目次
プロローグ 分類学者の日常
第1章 「分ける」とはどういうことか −分類学、はじめの一歩
第2章 分類学のはじまり −人は分ける動物である
第3章 分類学のキホンをおさえる −二名法、記載、命名規約とは
第4章 何を基準に「分ける」のか −分類学の大問題
第5章 最新分類学はこんなにすごい −分子系統解析の登場と分類学者の使命
第6章 生物を分けると見えてくるもの −分類学で世界が変わる
エピローグ 分類学の未来
2022年11月記