ドラ猫進化論 沼田朗 三賢社 ISBN978-4-908655-13-5 1,800円 2019年6月
これは、猫(動物)研究者による猫の解説本ではなく、猫好きの作家が調べたこと、感じたこと、見たことが書かれている。
まず“ドラ”の考察。たしかにドラ犬はいない、ドラ息子はいるけど。その他雑多な猫談義。まあ、猫あるあるなど楽しめばいいと思う本。少しだけ残念なのは、猫の写真が巻末の小さなモノクロ2枚だけ、もう少し写真やイラストがあった方が楽しいと思う。
目次
はじめに
序章 「ドラ猫」総論
第1章 「肉食系巨大グループ」の頂点に上り詰めた猫
第2章 「イエネコ」のはじまりはネズミとともに
第3章 平安京の貴族はなぜ猫を繋いだのか
第4章 猫はなぜ化けたのか
第5章 ドラ猫のスタンダードは短尾の日本猫
第6章 明治から平成へ〜ニッポン猫陣地変遷史
第7章 「太々しすぎるドラ猫」たちが未来を拓く
終章 人生に寄り添うドラ猫たち
あとがき
参考文献
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2019年7月記