天災から日本史を読みなおす 磯田道史 中公新書
ISBN978-4-12-102295-0 760円 2014年11月(2018年9月20版)
目次
まえがき
第1章 秀吉と二つの地震
第2章 宝永地震が招いた津波と富士山噴火
第3章 土砂崩れ・高潮と日本人
第4章 災害が変えた幕末史
第5章 津波から生きのびる知恵
第6章 東日本大震災の教訓
あとがき
索引
「武士の家計簿」人気の歴史家よる文系の人の災害本。災害のメカニズムではなく、それに出くわした“人”に重点を置いています。資料があるというどこどこへはどうやって行ったのか(妻に朝ご飯をきちんと食べてからと言われたり、バスに乗っていったとか、理系本なら書かないと思う)という記述まであります。新聞に連載されていたものをまとめたということなのでやむを得ないが重複などもあります。
※ 筆者が防災について関心を持つのは、筆者の母が1946年の南海地震の時に津波を体験してかろうじて生き延びた(当時2歳)ということからだそうです。
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2018年9月記