百年前の日本語

百年前の日本語 今野真二 岩波新書新赤1385
ISBN4978-4-00-431385-4 700円 2012年9月

目次
はじめに 
第1章 百年前の手書き原稿 夏目漱石の「それから」の自筆原稿
第2章 「揺れ」の時代 豊かな明治期の書きことば
第3章 新しい標準へ 活字印刷の広がりと拡大する文字社会
第4章 統一される仮名字体 失われた選択肢
第5章 辞書の百年
おわりに
あとがき

 明治期の「豊かな」日本語表記が、活字文化が広がるにつれ統一されていく。もっとも現在の内閣告示「改訂常用漢字表」も、「使用漢字の目安」ということなので、絶対的なルールではない。

2013年3月記

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