歴史のなかの大地動乱 保立道久 岩波新書新赤1381
ISBN978-4-00-431381-6 820円 2012年8月
目次
はじめに 地震学と歴史学
I 大地動乱の開始 七・八世紀
II 大地動乱の深化と桓武の遺産 九世紀前半
III 陸奥海溝津波(貞観津波)と清和天皇
IV 神話の神々から祟りの神へ
終章 君が代の時代と東北アジア
おわりに
参考文献
地震・火山噴火と平安時代の政治姿勢の関係を見る。また、当時の人(支配層)の自然災害に対する考えを考える。こうした「学際的研究」は今後増えていくだろう。
2012年10月記