官邸の100時間

官邸の100時間 木村英昭 岩波書店
ISBN978-4-00-025852-4 1,800円 2012年8月

目次
プロローグ
第1章 3月11日(金) 原発異変
第2章 3月12日(土) 原発爆発
第3章 3月13日(日) 原発暗転
第4章 3月14日(月) 原発溶融
第5章 3月15日(火) 原発放棄
エピローグに代えて
付 福島原子力発電所事故時系列表(2011年3月11日〜15日)

 やはり思っていたとおり、官邸はもちろん、東電も事態をまったく把握できていなかった。当時の菅直人総理の個人的な資質が事故を拡大したとの評価もあるようだが、正確な情報が入っていなかった以上、誰がやってもせいぜい同じことだっただろう。また、これを読み限り東電は「(アリバイ的要員以外)全員」退避を考えていたようだ。

2012年11月記

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