人はなぜだまされるのか 石川幹人 講談社ブルーバックス
ISBN978-4-06-257732-8 820円 2011年7月
目次
はじめに
第1章 錯視 高度な視覚機能のなせるわざ
第2章 注意 明らかな変化なのに気がつかない
コラム1 心はアーミーナイフ 進化心理学の発端
第3章 記憶 歪められたり、作られたり
第4章 感情 集団を支える怒りと恐怖と好奇心
コラム2 協力集団が人間らしさをつくった 進化心理学の意義
第5章 想像 壁のシミが幽霊に見えるわけ
第6章 信念 なぜ噂を信じてしまうのか
コラム3 意識を心は理解できるか
第7章 予測 将来の危機を過小評価する心の動き
おわりに
注
参考文献
さくいん
ちょっと何でも過去の人類の生活環境が現在の人間の意識に反映しているという解釈に過ぎるような気もするが、それなりにおもしろい。
2012年3月記