高木貞治 高瀬正仁 岩波新書新赤1285
ISBN978-4-00-431285-7 760円 2010年12月
もくじ
序章 故郷を訪ねて
第1章 金栗初めて開く 岐阜から京都へ
第2章 二人の師 河合十太郎と藤澤利喜太郎
第3章 自由な読書にふける 数論の海へ
第4章 後るること正に50年 類体論の建設
第5章 日本人の独創性 高木貞治の遺産
終章 高木貞治と岡潔
数学科に進学したのでないので、私にとっては「類体論」の高木貞治というよりは、教科書「解析概論」、エッセー「近世数学史談」の高木貞治である。子供のころの神童が、そのまま大学者になったようた。類体論の評価は私にはできない。
2011年1月記