巨大翼竜は飛べたのか 佐藤克文 平凡社新書
ISBN978-4-582-85568-5 900円 2011年1月
目次
はじめに
第1章 大きな動物はやっぱり速く泳ぐ
第2章 カメはなぜゆっくり泳ぐのか
第3章 マンボウもやるときはやる
第4章 釣り人ヨーロッパヒメウ
第5章 木に登らないオオミズナギドリ
第6章 巨大翼竜は飛び続けられない
センセーショナルな題名の本だが、内容のほとんどが泳ぐ・飛ぶ動物にデーターロガーをつけて記録したことから、それらの動物の行動を考察する話。第6章だけが翼竜の話。筆者の主張は、もし翼竜が長時間飛行できたとすると、羽ばたくための筋肉が必要なので、見積もられている体重ではその筋肉の量にならないという主張。
中生代の大気濃度2倍説や、重力加速度変化説(万有引力変化説)はいわなくてもよかったのでは…。
2011年2月記