福島の原発事故をめぐって 山本義隆 みすず書房 ISBN9784-622-07644-5 1000円 2011年8月
目次 はじめに 1 日本における原発界蓮の深層底流 2 技術と労働の面から見て 3 科学技術幻想とその破綻 註 あとがき
山本義隆が科学史、科学史論から福島原発事故を評価する。ヴェルヌの「人間に許された限界」、すなわち人間のキャパシティーをこえたもの、それが原子力という考えを展開する。いわゆる「原子力村」の住民への批判も相変わらず鋭い。
2011年9月記
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