山の遭難 羽根田治 平凡社新書
ISBN978-4-582-85506-7 760円
目次
はじめに
第1章 山の遭難小史
第2章 統計が語る現代の遭難事情
第3章 救助活動の現場から
第4章 遭難事故のリアリティ
第5章 なぜ増える安易な遭難要請
第6章 ツアー登山とガイド登山
あとがき
一時よりは少なくなったそうだが、でもいまも山には中高年が溢れている。朝早く出発し、午後早くには行動を終えているとかいう“常識”はもうないようだ。グループできていても、それはグループではなく勝手に行動というものも多い。登山道では何でもないところに「滑落注意」の看板がある。たぶん事故が起きた現場なのだろう。
ツアー登山のリーダーも大変だと思う。国内で利用する気はまだないが、外国(キリマンジャロとカムチャツカのアバチャ山)はツアー登山を利用した。ボルネオのキナバル山はツアーというよりは、ガイド登山の感じだった。
自分も若くないし、単独行がほとんどなので、気をつけないと。
2010年1月記