エロティックな大英帝国 小林彰夫 平凡社新書
ISBN978-4-5852-85529-6 760円 2010年6月
目次
はじめに
第1章 ヘンリー・スペンサー・アシュビーの二つの顔
第2章 エロティカ蒐集と書誌づくり
第3章 アシュビーを取り巻く人々
第4章 ヴィクトリア時代のもう一つの姿
第5章 なぜ『わが秘密の生涯』を書いたのか
おわりに
あとがき
参考文献
表題から、謹厳実直なイメージのあるヴィクトリア時代、そうであるが故に逆にエロティックになってしまったこと(たとえば素足が行けないとしてピアノの足まで靴下をはかせるとか)を書いた本かと思ってしまったが、じつはそうではなく、たんなるポルノ自伝を書いたと目されるアシュビーの話だった。
2010年8月記