コペルニクス

コペルニクス O.ギンガリッチ、J.マクラクラン 林大訳 大月書店
ISBN978-4-272-44051-1 2,000円 2008年11月

目次
第1章 世界を拡張する
第2章 ポーランドで過ごした学校時代
第3章 クラクフの大学で
第4章 イタリアの学者
第5章 飛躍的前進
第6章 大地を揺るがす新理論
第7章 忙しい律修司祭
第8章 回転について
エピローグ
 コペルニクス以前の天文学
 プトレマイオスのエカント
 周転円の上を進む周転円の神話
 視差 幾何学を用いて距離をはかる
 コペルニクスの道具と観測所
 年譜
 索引
 謝辞

 「回転について」の序文(いいわけ)がコペルニクス自身のものでないことを初めて知った。

 だがしかし、この本でもなぜコペルニクスが天動説から地動説への大転換を行ったかという点の考察は表面的(科学の世界だけに囚われている)と思う。

2010年11月記

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