天皇陛下の全仕事 山本雅人 講談社現代新書
ISBN978-4-06-287977-4 900円 2009年1月
目次
はじめに
1 信任状捧呈式
2 天皇の住まい
3 皇室の構成
4 「天皇の仕事」の内訳 どのような仕事をどのように
5 「公的行為」とは何か
6 執務 書類の決裁
コラム1 宮内庁
7 皇室祭祀(宮中祭祀)はどのように行われるか
コラム2 三種の神器
8 皇居・宮殿での儀式・行事
コラム3 侍従
9 国際親善の仕事
コラム4 国賓
10 宮中晩餐会
11 外国訪問
12 地方訪問
コラム5 「行幸」という言葉
コラム6 御料車
コラム7 皇宮警察と皇宮護衛官
13 福祉施設訪問と災害地お見舞い
14 追悼と慰霊の旅
15 国会開会式と戦没者追悼式
コラム8 天皇の「お言葉」
16 拝謁と会釈
17 様々な儀式・行事
18 式典出席や文化の振興
19 進講と内奏
コラム9 天皇の使者「勅使」
20 伝統文化の継承 稲作と和歌
コラム10 皇后陛下の仕事
21 展覧会、スポーツ、コンサート
22 静養と研究
コラム11 天皇・皇后両陛下とテニス
23 スケジュールはどのように決まるのか
コラム12 記者会見
コラム13 皇室の日程や仕事を知るには
参考文献
おわりに
何をしているのか、何のために存在しているのかよくわからない天皇(一家)。たくさんの仕事があること、ほとんど自分の考えでは行動できないことがわかるが、その中でどの程度自分の好きなことをどの範囲でできるのか。昭和天皇が直接江上波夫(騎馬民族説提唱者)に電話して、「寂しい、来て話し相手になって欲しい。」などと直接呼び出したことがあるような話も聞いているので。
いずれにしても、基本的人権も保障されていないよくわからない存在だ。
2009年2月記