昭和史を動かしたアメリカ情報機関

昭和史を動かしたアメリカ情報機関 有馬哲夫 平凡社新書
ISBN978-4-582-85448-0 760円 2009年1月

目次
まえがき
序章 アメリカ情報機関の歴史
第1章 「ルーズベルトの陰謀」はあったのか 陸軍・海軍情報局と真珠湾攻撃
第2章 天皇制はいかに残されたのか 戦時情報局とグルーの工作
第3章 ポツダム宣言受託に導いた対日心理戦 海軍情報局とザカリアス
第4章 終戦を早めたダレス工作 戦略情報局とスイスの日本人
第5章 戦後史の陰の演出者 参謀二部と日本占領
第6章 テレビはいかに日本に導入されたのか 心理戦委員会と日本テレビ放送網
あとがき
本書に登場するアメリカ情報機関
引用・参考文献
アメリカ情報政策の変遷

 天皇制を誰が何のために、またどのようにして残す工作をしたのか、また日本にテレビを導入した経緯(正力松太郎の利用のされ方)などの裏面の一端を見ようとしている。

2009年5月記

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