オノマトペがあるから日本語は楽しい 小野正弘 平凡社新書
ISBN978-4-582-85474-9 720円 2009年7月
目次
はじめに
第1章 創って遊べるオノマトペ
第2章 愛でる・感じるオノマトペ
第3章 オノマトペのある暮らし
第4章 オノマトペは歴史とともに
第5章 オノマトペの果たす役割
あとがき
参考・引用文献ほか
擬態語・擬声語を合わせてオノマトペというらしい。日本語が外国語と比べてどの程度オノマトペの豊かな言語化はわからないが、たしかにマンガにはよく使われていて、そのマンガは外国でも人気らしいので、外国語よりは豊富なのかもしれない。
ただ、大学の研究者が一生懸命過去のゴルゴ13を読み直して、「シュボッ」がいつから使われ始めたのかを調べている様子を想像すると、ちょっとおかしいし、これが余裕のある文化の証拠なのかもしれない、でも自然科学の世界ではあり得ない「研究」だなあとも思ってしまう。
2009年8月記