すき焼き通

すき焼き通 向笠千恵子 平凡社新書
ISBN978-4-582-85439-8 720円 2008年10月

目次
まえがき すき焼き好き
第1章 すき焼きは、ネギを味わうごちそう
第2章 鍋から考えるすき焼きのごちそう度
第3章 浅草の牛鍋は、文明開化の味がする
第4章 元祖「牛肉食い」福沢諭吉と元祖牛鍋屋
第5章 日本三大ブランド牛 近江牛、神戸牛(但馬牛)、松阪牛
第6章 松阪牛の名を広めた天下の名店
第7章 知られざる名牛 米沢牛、前沢牛、仙台牛、隠岐牛、壱岐、見島牛
第8章 彦根から近江牛すき焼きを取り寄せる
第9章 常識をくつがえす個性派すき焼き
第10章 京都と東京 すき焼き名店食べ歩き
第11章 浅草「ちんや」が語るすき焼きないしょ話
あとがき
「すき焼き」略年表
参考文献
本書に登場する主な店など一覧

 昔我が家では、正月の定番料理だった。牛肉なんかはこのくらいの時しかふんだんに食べられなかった。いつのころかそうした風習もなくなって、すき焼きもいつでも食べられるようになったが、逆に今はほとんど食べなくなった。

 慶應義塾大学の学食では「味噌すき焼き牛鍋風」が252円だという。バラ肉、長ねぎ、白菜、焼き豆腐、白滝を八丁味噌、醤油、砂糖で煮たものだそうだ。世の牛丼よりは豪華そう?

2008年11月記

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