酸素のはなし

酸素のはなし 三村芳和 中公新書
ISBN978-4-12-101925-7 780円 2007年12月

目次
まえがき
第1章 山に登るとどうして息が切れるのか
第2章 酸素がないところでどうやって生きるのか
第3章 酸素元素はどこからやってきたのか
第4章 エネルギーをつくるのに酸素はどういう役割をするのか
第5章 低酸素をどうやって生き抜いてきたのか
第6章 酸素濃度はどう変わってきたのか
第7章 酸素の毒性にどうやって対抗するのか
第8章 酸素は病気にどう関わるのか
あとがき

 「酸素と生命」ともいうべき内容で、酸素原子・酸素分子そのものの解説ではない。宇宙科学・地球科学・地球史のはなしは、まだ確定していない説を断定的に書いたり、誤解を招く表現が多い(参考文献が挙げられていないので何を根拠にしたのかわからない)。

 あと、たくさん出てくる四文字熟語?をおもしろいという人もいるだろうが、私にはうるさく感じられた。

2008年2月記

戻る  home