花はふしぎ 岩科司 講談社ブルーバックス
ISBN978-4-06-257607--9 940円 2008年7月
目次
まえがき
第1章 花の多様性
第2章 花の色のふしぎ
第3章 開花のふしぎ
第4章 花たちの環境への適応戦術
第5章 人間によって作られた花たち
エピローグ
あとがき
参考文献
さくいん
コラム/世界で最古の花、二つ以上の色を持つ花、ひすい色の花・ヒスイカズラ、色素の薬理作用、ネパールのサクラ、固有の植物の宝庫、ニューカレドニアとフィージー、他人の空似、サボテンとユーフォルビア、日焼けを防ぐパラソルを持つハンカチノキ
花の色の研究者による本なので、花の色について詳しい。
どの本でもラフレシアについては、その悪臭について書かれている。この本もそうだし、実際に筆者も見ている。口絵の写真を見ると、筆者が見たラフレシアも私が見たのと同じように、開花直後ではなくしばらくたったもののようだ。地元の人はラフレシアに悪臭はない(これが開花直後でもそうかは聞き漏らした)といっていたし、実際ににおいはほとんどなかった。ラフレシアといっても何種類かあるようなので、種類によって違うのかな。
2008年9月記