東京の島

東京の島 齋藤潤 光文社新書
ISBN978-4-334-30412-2 740円 2007年7月

目次
まえがき
硫黄島紀行 理想郷から阿鼻叫喚の地獄へ そして、今
第1章 伊豆諸島 黒潮の北の島々
 大島 日本で唯一の砂漠は感動的なのに、なぜか薄い影
 利島 全島の八割を覆う、耕して天に至る椿の段々畑
 新島 新島本村は、天然石を利用した日本最大の石造集落か
 式根島 日本的景観が残る島には、古きよき湯治場の情景が似合う
 神津島 はるかな想像の翼を広げてくれる絶海のハイテク素材
第2章 伊豆諸島 黒潮の只中の島々
 三宅島 オバちゃんたちとの遠足で島の魅力にどっぷり浸る
 御蔵島 指物の最高の素材は、なんといっても島桑ですよ
 八丈島 不思議な魅力の植物公園と切ない食虫植物
 青ヶ島 隣の酒造りは、見ているだけで楽しく、おいしい
第3章 小笠原諸島
 父島・母島 一大国家プロジェクトだった、熱帯作物の小笠原移入
 南島 君知るや、すてきな南海の楽園はその名もずばり南島
沖ノ鳥島航海記 わが国唯一の熱帯、日本列島最南端の地に立つ
あとがき
【巻末付録 本書に記載した島のデータ一覧】

 東京都は目次でわかるようにたくさんの島を持っている(南島は無人島)。残念ながら私は、大島、三宅島(2回)、八丈島しか行ったことがない。そのうち、これらの島々も訪ねてみたいものである。もっとも、硫黄島や沖ノ鳥島は普通は行くことができないだろうが。

2007年7月記

戻る  home