お節介なアメリカ ノーム・チョムスキー 大塚まい訳 ちくま新書
ISBN978-4-480-06382-3 900円 2007年9月
目次
はじめに(グレッグ・ルギエロ)
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
9.11以後、世界の警察として「テロ撲滅・民主化」の名の下に、イラクを始めいろいろなところでその武力を行使・示威しているアメリカ。なぜこのようなことが行われているのかを分析し、アメリカ人に警鐘を鳴らしている本。
ニューヨーク・タイムズ通信社が配信したコメント(複数)だが、大手一流新聞は掲載しなかったというものを集めたもの。もう80歳近い(1928年生まれ)なのに、その気力は衰えていないようだ。
一部で9.11陰謀説(世界貿易センタービル破壊はアメリカ政府の自作自演説)という荒唐無稽説があるようだが、アメリカ政府の陰謀とは、チョムスキーがあばいているようなものだろう。
2007年10月記