信長と消えた家臣たち 谷口克広 中公新書1907
ISBN978-4-12-101907-3 800円 2007年7月
目次
はじめに
第1部 挫折
第1章 元亀争乱に消えた武将たち
第2章 越前の乱の中で
第3章 抜擢に応えられなかった者たち
第2部 粛清
第4章 伊勢における粛清
第5章 近江における粛清
第6章 天正八年の老臣追放
第7章 北陸国衆の粛清
第3部 反逆
第8章 叛乱の中での尾張統一
第9章 将軍との対立の中で
第10章 水野信元と松平信康の切腹
第11章 信長を見限った外様大名
第12章 反逆による信長の最後
終章 反逆されやすかった信長
おわりに
信長家臣人名索引
信長の家臣には、戦役に死んでしまった者、理由はよくわからないが粛清されてしまった者、反逆しようとしたが逆に殺されてしまった者などがたくさんいたことがわかる。
明智光秀の反逆についても考察している。それによるともともとの性格の不一致、加えて年齢的焦りがあり(筆者によると本能寺の変のときの光秀67歳、嫡男光慶13歳、三女ガラシャ20歳)となる。
2007年8月記