なぜイノシシは増え、コウノトリは減ったのか 平田剛士 平凡社新書365
ISBN4978-4-582-85365-0 740円 2007年3月
目次
はじめに
第1章 ダムに風穴を開けろ!
第2章 田園に舞え、コウノトリよ
第3章 ぼくらツキノワグマ予報官
第4章 飛ぶ鳥を落とす風車
第5章 キューダイ方式が里山を救う?
第6章 西洋大円花蜂、知床半島に接近す
第7章 アライグマ鎮魂歌
第8章 野生動物とサスティナブルなおつきあい
あとがき
おもな参考文献
全国の野生動物保護活動のルポ。なかには、西洋大円花蜂、アライグマのように、増やさないよう、あるいは根絶を目指しているものもいる。
表題の答、さらに一般的に、どうして絶滅危惧種を守らなくてはならないかの答が出ているわけではない。対ツキノワグマでの、「ある程度の軋轢は不可避」というコンセンサスが得られないと、野生動物保護は難しいだろう。
2007年4月記