かたき討ち

かたき討ち 氏家幹人 中公新書1883
ISBN978-4-12-101883-0 820円 2007年2月

目次
プロローグ
1 うわなり打
2 さし腹
3 太刀取
4 衆道敵討
5 おなな敵討
6 敵侍
7 囲者
8 もうひとつの武士道
9 法と情
10 将軍の質問
11 妻敵討
12 演劇的な、あまりに演劇的な
13 帳付
14 敵討の原像
あとがき
主な引用史料および参考文献

 江戸時代のかたき討ちの実態。うわなり打は夫を盗られた妻の復讐、さし腹は復讐相手を指名して切腹(相手は切腹せざるを得なくなる)、太刀取りは相手が処刑されるとき手を下すことができるというもの。

 結構敵持ちをかばうというという風潮もあったらしい。少なくとも頼られて引く受けたときは最大限の援助をしていたようだ。

2007年3月記

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