地震予知の科学 日本地震学会地震予知検討委員会編 東京大学出版会
ISBN4978-4-13-063706-0 2,000円 2007年5月
目次
はじめに
1 地震発生あらかじめ知るとは
2 これまで何が行われてきたか
3 この10年で何が明らかになったか
4 地震を予知することの今
5 地震予知のこれから
あとがき
引用・参考文献
索引
執筆者紹介
阪神・淡路大震災(1995年兵庫県南部地震)以後全国で整備された地震・測地観測網。その結果この10年でいろいろわかったきたこと(アスペリティ、ゆっくりすべり(スロースリップ))も多いのに、巷では「地震雲」に代表される怪しげな話が後を絶たず、また一方では地震予知不可能論もある。
この本は「いつまで同じ話を繰り返してるんだ」「われわれは意外とすごいことを知っているんだ」という地震予知研究に携わる研究者の叫びが書かれている。
2007年5月記