中朝国境をゆく 全長1300キロの魔境 べ淵弘 中公新書ラクレ
ISBN978-4-12-150245-2 740円 2007年5月
目次
はじめに
プロローグ
中朝国境周辺図
第1章 10年前の国境行 大量脱出前夜
第2章 闇に潜む幾万もの脱北者たち 国境の町を歩く
脱北者は証言する
命懸けの救出活動と政府の無策
第3章 国境はいかに築かれたか その歴史をたどる
中韓歴史論争
北朝鮮経済と新義州特区
第4章 国境崩壊のシナリオ “統一後”の力学
あとがき
参考資料
年表
脱北者の多くが中朝国境を越えている。その国境周辺を、10年前と最近歩いたレポート。
近い将来、かの国が崩壊したら、こうした本が貴重な資料になるのかもしれない。ただ、韓国や中国が崩壊しないように支えているので(崩壊されると迷惑?)、意外と持つかもしれない。脱北者、さらには北朝鮮の人々の苦悩は続く。、
2007年7月記