山内一豊と千代

山内一豊と千代 田端泰子 岩波新書新赤974
ISBN4-00-430974-3 780円 2005年10月

目次
はじめに
第1章 山内氏のルーツをさぐる 平安・鎌倉期〜戦国期
第2章 山内一豊と千代 下克上時代の尾張山内氏
第3章 天下統一と山内一豊・千代 豊臣秀吉の時代
第4章 関ヶ原合戦 一豊・千代の「天下分け目」
第5章 土佐藩主夫妻となる 関ヶ原以後
第6章 戦国大名とその家族 「家」を支えた人びと

 NHK大河ドラマの主人公になると、それに併せていろいろな本が出版される。岩波新書も例外ではない。

 一国一城の主が夢だった時代。それを夫婦で成し遂げたのが山内一豊・千代夫妻だった。もっとも馬揃えの逸話には証拠がないらしい。いずれにしてもいくつかの転機をうまく乗り切り(結果論)、最終的には大大名になれたわけだが。

2006年8月記

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