殿様の通信簿

殿様の通信簿 磯田道史 朝日新聞社
ISBN4-02-250189-8 1,300円 2006年6月初版、2006年7月第4刷

目次
徳川光圀 密かに悪所に通い、酒宴遊興甚だし
浅野内匠頭と大石内蔵助 長矩、女色を好むこと切なり
池田綱政 曹源公の子、70人おわせし
前田利家 信長、利家をお犬と申候
前田利常1 家康曰く、其方、何としても殺さん
前田利常2 百万石に毒を飼うべきや
前田利常3 小便こらえ難く候
内藤家長 猛火のうちに飛び入りて焚死す
本多作左右衛門 佐久左右衛門砕き候と申されよ
あとがき

 だいたい、人名のあとの短文の通りの評価。光圀は女嫌いという評価と悪所がよいという評価。責任が生ずる自分の子はつくりたくなかったのかな。

2006年7月記

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