日本語の歴史 山口仲美 岩波新書新赤1018
ISBN4-00-431018-0 740円 2006年5月
目次
日本語がなくなったら
I 漢字にめぐりあう 奈良時代
II 文章をこころみる 平安時代
III うつりゆく古代語 鎌倉・室町時代
IV 近代語のいぶき 江戸時代
V 言文一致を求める 明治時代以後
日本語をいつくしむ
あとがき
参考文献
日本語の歴史がコンパクトにまとまっているので便利。日本語だって古代からダイナミックに変化している。江戸時代の口語の例としてあげられている、銭湯に3歳の娘と6歳の息子を連れて行く父親の話しっぷりがいい。
それにつけても、奈良時代の発音が残っていたら、英語の発音も楽だったのに。
2006年6月記