北朝鮮に潜入せよ

北朝鮮に潜入せよ 青木理 講談社現代新書1836
ISBN4-06-149836-3 740円 2006年4月

目次
プロローグ 軍事境界線を越えた工作員・金正植の証言
1章 存在を消された「特攻兵士」
2章 潜入工作の開始
3章 工作の全貌 スカウトから訓練、潜入、除隊後まで
4章 潜入工作の周辺で
5章 実尾島事件の真実
6章 北朝鮮の韓国潜入工作
7章 今も続く秘密工作
終章 癒えない傷
 
 北朝鮮の韓国への(日本にも)潜入は、青瓦台襲撃、ラングーン(ヤンゴン)爆発、大韓航空機事件などで明らかになっている。当然、「休戦」にしか過ぎないもう一方の当事者である韓国も北への潜入工作を行っている。北朝鮮のエリート工作員と異なり、韓国は「食いっぱぐれ」を狙ってスカウトしていたらしい。

 映画「シルミド」(実尾島)も見ておけばよかった。

2006年5月記

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