解剖男 遠藤秀紀 講談社現代新書
ISBN4-06-149828-2 720円 2006年2月
目次
まえがき
第1章 時々刻々遺体あり
第2章 遺体、未来を歩む
第3章 硬い遺体
第4章 柔らか遺体
第5章 遺体化学のスタートライン
あとがき
参考文献
存亡の危機にある「解剖学」を、「遺体科学」として盛り上げようとするアジテーション。熱意は伝わるが、逆にマニアックな人がやるものという印象を与える?
目的が上記のようなものであるので、帯にあるような「動物進化の神秘に迫」った話題は少ない。
筆者は、一時世界をリードしたクジラ学の流れを細々とつないでいる人のようだ。
2006年3月記