アメリカの宇宙戦略 明石和康 岩波新書新赤1023
ISBN4-00-431023-7 700円 2006年6月
目次
はじめに
第1章 シャトルの光と影
第2章 宇宙への野心
第3章 ブッシュの新宇宙戦略
第4章 冷戦から対テロ戦争へ
第5章 ミサイル防衛 妙案か幻か
第6章 岐路に立つ超大国
あとがき
本書関連年表
参照・引用文献
2000年〜2005年1月までアメリカで記者生活を送った筆者による、アメリカの宇宙戦略論。有人宇宙飛行を始めた中国に対し、アメリカはほんとうに月や火星に人を送り込むのか。
この本にも書かれているが、ライト兄弟の飛行(1903年)から月まで到達した(1969年)のにかかった年数はわずか66年、その後40年の進歩は遅い?
この本は宇宙の科学的探査の解説本でないので、NASAの(火星)無人探査車を2004年の1月のスピリットとしているが、ほんとうは1997年、マーズパスファインダーが送り込んだ「ソジャーナー」である。
2006年7月記