楼蘭王国

楼蘭王国 赤松明彦 中公新書1823
ISBN4-12-101823-0 760円 2005年11月

目次
序章
第1章 史記の中の楼蘭
第2章 消された楼蘭王国
第3章 ロプ・ノールをめぐって
第4章 スタインの登場
第5章 ミイラが語る楼蘭前史
第6章 ガンダーラ語の文書を読む
王はどこにいたか むすびにかえて
あとがき
参考文献

 歴史上はわずか50年しか存在しなかった楼蘭王国。謎の湖ロプ・ノール。シルクロードには欠かせないこの二つ。

 大国に翻弄される小国楼蘭をつくった人々は、どうもインド・ヨーロッパ語に属する人々(の末裔)であったらしいということ。楼蘭王国のどこに王城が会ったかはまだわからないことなどがわかる。ヘディン、スタインの位置もわかる。

 いつの日か、このあたりを旅することができるだろうか。

2005年12月記

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