女が映画を作るとき 浜野佐知 平凡社新書25
ISBN4-582-85258-0 740円 2005年1月
目次
第1章 ピンク映画まっしぐら
第2章 『第七官界彷徨−尾崎翠を探して』
第3章 『百合祭』の長い旅
第4章 女性映画と共に−ヨーロッパの女性映画祭・主宰者インタビュー
第5章 「早く生まれすぎた世代」から−高野悦子さんに聞く
終章 映画監督は男の世界か
あとがき
映画監督になりたくてなりたくて、でも30年前はそうした道はなかった。仕方なくピンク映画界でようやく監督となる。ピンク映画時代の話もおもしろい。それより尾崎翠全集の編者(稲垣真美、彼女もおもしろそうな人?)との戦いも興味深い。もっとも、彼女の映画は積極的に見に行く気にはならない。
2005年1月記