おまるから始まる道具宅 モノが語るヒトの歴史 村瀬春樹 平凡社新書
ISBN4-582-85265-3 2005年3月 840円
目次
Lesson 1 不思議な学会
Lesson 2 ヒトの歴史は道具をして語らしめよ
Lesson 3 「入口」の器と「出口」の器
Lesson 4 酒瓶転じて湯たんぽとなる?
Lesson 5 ロック&ロール道具学
Lesson 6 日本人の足の裏には
Lesson 7 日本文化のエッセンス=厠下駄
あとがき
解説 道具学の三つのタイプ 朝岡康二(沖縄県立芸術大学学長・道具学会理事)
「言葉」と並ぶ人類を特徴づける「道具」。言葉には立派な学問体系があるのに、道具にはない、こうした問題意識を持った人たちが始めた道具学会。
この本はその会員でもある、著者が様々な道具についてのうんちくを傾ける。学術書ではないので、持っている道具自慢でもある。
2005年3月記