にっぽん鉄道旅行の魅力 野田隆 平凡社新書227
ISBN4-582-85227-0 780円 2004年5月
目次
<Part 1 春の旅>
第1章 ジョイフル・トレイン「きららうえつ」の旅 新潟〜酒田
第2章 房総半島ぐるり一週の旅 東京〜安房鴨川〜館山〜東京
第3章 北東北さくら紀行と五能線の旅 東京〜角館〜秋田〜十二湖〜弘前
<Part 2 夏の旅>
第4章 忘れられた「いにしえ」の路線 関西本線 名古屋〜奈良〜JR難波
第5章 「カシオペア」で行く北海道ツアー 上野〜札幌〜富良野〜美瑛
第6章 懐かしの中央西線と信州の旅 名古屋〜長野〜松本〜小渕沢〜佐久平〜東京
<Part 3 秋の旅>
第7章 北陸二つのローカル線、城端・氷見線 越後湯沢〜高岡〜城端・氷見〜金沢
第8章 貴婦人C57牽引「SLやまぐち号」に再開する旅 新山口〜津和野
第9章 偉大なローカル線で行く山陰の旅 新大阪〜鳥取〜出雲市
<Part 4 冬の旅>
第10章 瀬戸大橋の新型電車と愉快な「坊っちゃん列車」 岡山〜坂出〜宇多津〜松山
第11章 長野新幹線「あさま」と信越線こだわり紀行 東京〜長野〜直江津〜新潟
第12章 観光特急列車「ゆふいんの森」とビジネス特急「ソニック」
あとがき
よくわからない本。とくに鉄道が好きなようでもないし、旅が好きなようでもない。下調べも満足にしないでふらっと列車に乗り、漫然と旅をして感想を書いているだけ。それ自体を批判しているわけではないが。全体に鉄道旅行に対する魅力が伝わらない。
もっとも私も、この本がなくても、お金と暇さえあったらこうした漫然とした旅をしてみたい。大昔、上にも出ている中央西線でかろうじて動いていたSLにわざわざ乗りに行ったこともある。
2005年6月記・2007年6月追記