人物で語る物理入門(上・下)

人物で語る物理入門(上) 米沢富美子 岩波新書新赤980
ISBN4-00-430980-8 740円 2005年11月
人物で語る物理入門(下) 米沢富美子 岩波新書新赤981
ISBN4-00430981-6 740円 2006年3月
目次
第1章 人類と科学との出会い
      アリストテレス、アルキメデス、プトレマイオス
第2章 近代科学の夜明け
      コペルニクス、ガリレオ、ケプラー
第3章 月とりんごを統一する理論
      アイザック・ニュートン
第4章 光の本質を求めて
      クリスティアン・ホイヘンス
第5章 電気と磁気の謎を追う
      ジェームス・G・マクスウェル
第6章 エネルギーとエントロピー
      ルートヴィッヒ・ボルツマン
第7章 「時空」への旅 特殊相対性理論
      アルバート・アインシュタイン(1)
参考文献
人名索引
目次
第8章 空間がひずむ−一般相対性理論
      アルバート・アインシュタイン(2)
第9章 「コペンハーゲン精神」の誕生
      ニールス・ボア
第10章 宇宙の果てを覗く
      エドウィン・ハッブル
第11章 原子核物理学を築いた女性たち
      マリー・キューリーとリーゼ・マイトナー
第12章 「原爆の父」の刻印を背負って
      ロバート・オッペンハイマー
第13章 日本の物理学の揺籃期
      湯川秀樹と朝永振一郎
第14章 情報化社会の開拓者
      ジョン・バーディーン
第15章 クォークから複雑系へ
      マレイ・ゲルマン
あとがき
文献案内
人名索引
 抽象的な物理の理論も、それを考え出した人物の姿がわかると、何となく親しみを覚える。 ハッブルの名がここに出てきたことは意外だった。ジョン・バーディーンは知らなかった。

2005年12月記 2006年4月記

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