江戸東京の噂話

江戸東京の噂話 野村純一 大修観書店
ISBN4-469-22169-4 1,800円 2005年2月

目次
1章 幸せを招く若者たち
2章 生まれ変わってきた子供たち
3章 再生される噂
4章 変貌する都市型妖怪
5章 霊界から現れるものたち
6章 駆けめぐる鼠と猫
7章 旅をする狸
あとあとの記

 「こんな晩」のバリエーションも「友達から聞いた。」で始まり、「もう(船から落ちないように)手を離さないでね。」などというらしい。

 生まれ変わった証拠の赤ん坊に書かれた文字を消すためには、死んだ子のお墓の土で洗えばいいそうである。

 ハンバーガー伝説は私も学生時代(何十年も前)に聞いたことがある。私に伝えた人は高校の同級生であった。口裂け女に対する子供たちの「逆襲」(ポマードが嫌いとか)もおもしろい。口裂け女はだんだんと出自が緻密化したようだ。

 最近の都市伝説としては、「道交法が酔っぱらい運転に厳しくなって、結婚披露宴帰りのマイクロバスがつかまり、乗っていた全員が数十万円の罰金を払わさられた。」があった。これも、「友達から聞いた」「親戚から聞いた」で始まった。某大学の教員までが信じていたので本当に驚いた。

2005年2月記

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