物質をめぐる冒険 竹内薫 NHKブックス
ISBN4-14-091044-5 870円 2005年11月
目次
プロローグ モノからコトへ
第1章 クラシック−モノの科学の黎明期
1 そもそも物質とはなんだろう
2 最後の魔術師、最初の科学者、ニュートンの力学
3 偉大すぎるほど謙虚? マクスウェルの電磁気学
4 世界には物質と力が存在する
5 クラシックからモダンへ
第2章 モダン 科学革命の勃発
1 物質感の変革 アインシュタインの公式
2 アインシュタインとパンドラの匣
3 驚くべき量子の世界
4 物質の本質に迫る テレポーテーション
●ショートショート「ななめ坊や」
5 量子とふつうのモノの世界
6 リアリズムの限界
●ショートショート「量子は遊ぶ」
第3章 ポストモダン 最先端の科学が見せるコトの世界
1 「無」から始まる宇宙
2 量子と宇宙がつながる! ホーキング宇宙論
3 究極の仮説(1) 超ひも理論
4 究極の仮説(2) スピンネット理論
●ショートショート「過去に帰ったななめ坊や」
5 タイムマシンの夢
エピローグ 色即是空の物理学
参考文献
おわりに
「モノ」と「コト」をキーワードにして、物質感の変遷と現代物理最先端の解説を試みる。
2005年12月記