核兵器のしくみ 山田克哉 講談社現代新書1700
ISBN4-06-149700-6 700円 2004年1月
目次
序章 原爆も原発も基本原理は同じだ
第1章 核兵器の「核」って一体何だ?
第2章 なぜ「核」が爆弾になり得るのか? ウラン爆弾と放射能
第3章 核分裂をコントロールするには 原子炉のしくみ
第4章 発電前・発電後の厄介事 ウラン濃縮と核燃料再処理
第5章 濃縮は不要、構造は複雑 プルトニウム原爆のしくみ
第6章 なぜ太陽は46億年も輝き続けられるのか? 水素爆弾のしくみ
核兵器のしくみを簡単に説明する。ウラン235原爆は構造は簡単だが、ウラン235の濃縮が難しい。プルトニウム239原爆は構造は複雑だが、プルトニウム239は原発があれば簡単に製造できる。水素爆弾は原爆を起爆剤に、さらにもう一度原爆を爆発させるなど。
別にこの本を読んでも、実際に核兵器を作れるようになるわけではない。
2004年1月記