平凡パンチ1964

平凡パンチ1964 赤木洋一 平凡社新書239
ISBN4-582-85239-4 840円 平凡社

目次
はしがき
第1部 平凡パンチ1964
 1 入社即異動
 2 平凡パンチ創刊
 3 クロニクル1964
第2部 デラパン1965〜69
 4 デラパン創刊 −1965年
 5 デザイナーたち −1966年
 6 オンダ・ジャポン! −1967年
 7 MUGEN −1968年
 8 エピローグ 1969年
あとがき

 何となく入社した平凡出版が手がけたいくつかの雑誌(平凡パンチ、平凡パンチデラックス、アンアン、ハナコウェスト)の創刊に立ち会い、立ち上げた著者が平凡パンチとデラパンを振り返る。

 たしかに1960年代半ばから1970年代半ばは、私自身の疾風怒濤の時代であったと同時に、戦後日本の疾風怒濤の時代であったかもしれない。こうした中、一つの若者文化を演出したのがパンチだろう。遅れて週間プレイボーイも出た。そしてF6セブンというのも出てきた。

 凡人社から出発した平凡出版はマガジンハウスとなり、現在も「文化」をつくっているようだ。その凡人社という名は、百科事典の平凡社の下中社長の許可のもとで名付けたということは初めて知った。もっとも、平凡出版社長室にあった平凡社の世界大百科のうち、箱の中身があったのは数冊だったということだが。

 創設期のエネルギッシュな感じ、平凡パンチにかかわった文化人・芸能人の裏話(もちろんきわどい話はない)も結構出ている。伊丹十三−川喜多かず子の離婚の前後の宮本信子と十三の姿など。

2004年9月記

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