山名の不思議 私の日本山名探検 谷有二 平凡社ライブラリー
ISBN4-582-76475-4 1,200円 2003年8月
目次
「やま」の文化、「サン」の文化
早池峰山と吾妻山
野口五郎岳と黒部五郎岳
一卵性双生児の谷川岳と丹沢山
権現岳は課長代理
大菩薩峠の下半身
剣が立山か、立山が剣か
白山はハクサンでなかった
穂高岳と海の民・安曇族
ゴトビキ岩、「枕詞」の秘密
三国山パターン連盟
日本誕生を秘めた高千穂の峰
『記紀神話』の謎、九重山と祖母山
なぜ山を森と呼ぶのか
峠とトッケの怪しい関係
聖岳と景鶴山の意外な正体
上高地の兄弟たち
さまよえる鷲羽岳
山頂を表わす普通名詞
金峰山と蔵王山は表裏一体
「八」に秘められた暗号の山
駒ヶ岳とは何か
味覚と植生の山々
気象予報官の山
美女のウィンク、巻機山
姉妹山岳、石鎚さんと磐梯さん
伊吹山と金糞山のくさい関係
氷雪一族全員集合
光の乱舞、月山と朝日岳
アイヌ語の山名に挑戦
後方羊蹄山のカラクリ
正体見たり富士の山
あとがき
解説 山名に遊ぶ 深野稔生
山名索引
山名に関する蘊蓄本。なるほどとも思うが、こじつけとも思える。まあ、気楽に読む本だと思う。
2003年10月記