ハワイの歴史と文化
矢口祐人 中公新書 2002年6月
ISBN:4-12-101644-0 840円
第1章 移民たちのハワイ
第2章 リメンバー・パール・ハーバー
第3章 「憧れのハワイ航路」
第4章 これからのハワイ
日本人の移民から始め、パール・ハーバー、そして「憧れのハワイ」から今日のハワイを概観し、最後にハワイ小史と展望を述べる。この本は、そうした意味でハワイを訪れるときに、格好の入門書となろう。
去年(2001年)の12月に、ハワイ島とホノルル(オアフ島)に行ってきたが、ハワイ島は西海岸コナ以外は過疎化が始まっているようだった。ホノルルは相変わらずのにぎわい、日本人も多いが、アラモアナ・ショッピングセンターはすでにダイエーが手放して久しく、世界中に「リゾート」が増えてきたらハワイも安閑とはしていられないだろう。
個人的には、ハワイ島は非常に気に入って、老後にすんでもいいかなと思ったくらいである。
2002年12月記