12月27日:マラケシュ市内観光

 この日はマラケシュ市内観光なので、少しのんびりと9時に出発。

 まず、太守の家だったというバビア宮殿。4人の妃と24人用のハレム、木が植えられている中庭を持つ豪華な邸宅です。愛妾はまだしも、すべて平等に扱わなくてはならないという4人の奥さんの部屋が、でもかなり差があるのがなぜかおかしい。

 ついで外に出て、迷路のような道を歩いてサーディン朝の墳墓群。建物の中は偉い人、外は召使いのものだそうです。イスラム教の埋葬は土葬で、頭の右を下に、そして目線の先はもちろんメッカを向くように埋葬されるということです。王様のお墓ががある建物内部には入れず、入口から中をのぞき込むように見学します。見学は二人同時がやっと位の狭さなので、見学者の渋滞ができていました。

 途中のおみやげ屋さん(安心の定価販売)で少しおみやげをゲットしたあと、メディナ(旧市街)のランドマーク、クトゥビアの塔を外から見学します。そして車に乗りメナラ庭園(離宮)の見学。広大な公園の中に、かつての貯水池(250m×150m×3m)が残っています。その近くには観光用のラクダも待機しています。

 ホテルはメナラ庭園とクトゥビアの塔の中間くらいの位置にあります。ホテルに戻って昼食、その後はしばらく休憩。

 16時くらいから、マラケシュ旧市街(メディナ)にある、ジャマ・エル・フナ広場の探索になります。最初から迷路のような所を通り抜け広場に。ようやく屋台のお店が店を開けようとする時間帯のようです。広場のまわりにはたくさんのお店、広場の中には屋台や露店、あるいは大道芸人たち。しばらく地表を散策したあと、広場全体を見渡せるカフェ(飲み物代12DH)の2階テラスから、広場の全体をしばらくぼぉーっと見ていました。だんだんと暗くなり、屋台の灯りがきれいに映えるようになってきました。しばらく展望を楽しんでから、再び屋台の風情を楽しんでから、徒歩でホテルに戻りました。

 都会のホテルらしく、部屋にLANケーブルが伸びていたので、パソコンのLANポートにつないだら簡単にネットに入れました(有料=24時間220DH、1週間440DH)。24時間使用ということで、メールのチェックや日本のニュースの確認をしました。

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バビア宮殿、ユダヤ人謁見者用の待合室の柱。 一番のお好みだったという第3夫人用の立派な天井を持つ部屋。 サーディン朝の王様のお墓。金箔の天井はこちら マラケシュでもコウノトリをたくさん見ました。拡大はこちら。飛んでいる姿はこちら メディナ(旧市街)のランドマーク、クトゥビア。の塔。塔の上の拡大はこちら
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メナラ庭園からクトゥビアの塔の見ています。距離は2kmくらい。 ジャマ・エル・フナ広場に続く路地。 広場の水売りおじさん。 この辺りは干し果物屋さんが集まっています。 このカフェの2階テラスから見ると、広場が一望できます。
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広場の夜景です。煙はカバブ屋さん。距離は2kmくらい。 暗くなってきたので、ヘビつかい屋さんは撤収開始。 クトゥビアの塔の方向を見ています。 カバブ屋さんのまわりは煙で大変。でも、おいしそう。 フルーツ屋さん。

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