12月21日:パリを経由してカサブランカまで 

 9時半ころに成田空港に到着。12時45分発パリ行きのエールフランス便(AF275便)の予定なので、まだじゅうぶんに時間があります。とりあえず、円をドルに換えたり、簡単な朝食をとったり。

 セキュリティ・チェックや出国審査もあまり混んでいなく、スムーズに通過します。飛行機も予定通りに飛び立ちました。ボーイング777のエコノミーは3×3×3の座席、ほぼ満席で、残念ながら窓際の席は確保できませんでした。窓際の席は、31年前に日本人と結婚し、以来日本に住んでいる(大学でフランス語を教えている)フランス女性でした。日本語の読み・書きはできないそうですが、日本語の日常会話は十分。いろいろと話します(ほとんど話を伺いますという感じ)。

 北回りでまずパリを目指します。14時過ぎにランチタイム。豚 or 鶏だったので豚を選びます。

 昼のフライトでも緯度の高いシベリアに入ると、冬なので夜の状態になります。窓のシャッターを下ろして休眠タイム。12時間45分というフライトなので、寝てもばかりおられず、本を読んだり、トイレ & 散歩したり。フランスに近づいたころ第2回目の機内食。乗り換え空港のパリ、ドゴール空港にはほぼ定刻通り、12時間45分のフライトで到着。

 乗り換え空港のパリ、ドゴール空港では約3時間半の待ち時間。搭乗フロアに入るときに厳重なセキュリティ・チェックがあります。いくつかの小さい金属(ズボンのボタンとか、お菓子を包んでいた銀紙など)が引っかかり、ボディ・チェックまで受けてしまいました。空港はクリスマスのイルミネーションで飾られていました。とくに免税店で買うようなものもないので、少し空港内を散歩したあとは、搭乗ゲート付近のイスで休みます。建物外は5℃以下に冷え込んでいるようなので、建物の中もかなり寒い。

 パリ発カサブランカ行きのAF1596便もほぼ予定通り出発。現地時間でも夜のフライト、モロッコのカサブランカ空港までは約3時間かかります。機内は3×3のシート、満席でした。飛び立ってまもなく、機内食が出ます。あまり動いていないのでおなかはすいていませんが、これを逃すとしばらく食べる機会がないので、とりあえず全部食べておきます。

 ようやくカサブランカ空港に到着。入国審査や荷物を受け取り、さらに少し現地通貨(ディナハム(DH)、1DHが15円弱)にも換えておきます。ちょうどこの時期は、イスラム教の犠牲祭なので、大勢の人たちがフランスなどから帰省するようです。空港はその人たちを待つ人々で、出口は大変に混雑していました。

 ホテルに着き、部屋に入ってチェックインできたのは、もう22日の2時過ぎ(現地時間=日本時間−9時間))。やはり、アフリカは遠い。家を出てからホテルの部屋に入るまで、28時間ほどかかりました。

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成田エクスプレスで成田空港へ。 まだ出国ラッシュが始まっていないので、空港は閑散としています。 この飛行機でパリを目指します。 第1回目の機内食。 飛行機はシベリア上空へ。
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機内ではTVを見ている人が多い。 第2回目の機内食。 クリスマスの電飾で飾られているシャルル・ドゴール空港。 この飛行機でモロッコを目指します。 空港の出口で、帰省してくる家族を待つ人々。

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