ここはおそば屋さんではなく、お好み焼き屋さんです(だから焼きそば、さらには焼きうどんはあります)。深大寺の東、青渭神社からさらに三鷹通りを渡り、都立農業高校神代農場の北側の道路沿いの住宅地にあるお店です。深大寺の境内でオオムラサキが羽化しそうと聞いたので、それを見た帰りに寄りました。

 子供のころからここで育ったというご主人と奥さんで切り盛りしています。子供のころから育ったということで、このあたりの昔の様子(鬱蒼とした深い山(森)だった、湧き水もコンコンと湧いていたなど)、また現在でも家の裏にカタクリの群落があるということでした。さらには深大寺のおそば屋さんの姻戚関係にも詳しくいろいろと話してくれました。

 わりと新しそうな建物ですが、エアコンがないということで扇風機を付けてくれました。頼んだのは肉・玉子・そば入り800円(と生ビール500円)です。ボリューム満点でした。あと、メニューで消されているものは玉子・ゲソ入りです。さらに昔は手羽先餃子もあったようです。できるだけシンプルなメニューにしようとしているのかもしれません。

 深大寺でおそば以外を食べたいというとき、貴重なお店かもしれません。

2017年6月記

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