イワシと気候変動

イワシと気候変動 川崎健 岩波新書新赤1192
ISBN978-4-00-431192-8 700円 2009年6月

序章 海と漁業で何が起こっているか
第1章 イワシが消えた
第2章 プランクトンからマグロまで
第3章 海は気候を記録する
第4章 地球は一つのシステム
第5章 分断された海で 国際海洋法条約と漁業
第6章 日本の漁業はいま
終章 海から持続可能性を考える 温暖化とレジームシフト
あとがき
参照文献・資料
索引

 イワシ(ニシン類)の数の絶対数の変動は、全地球的な気候変動(海−大気システム)と大きく関係している(乱獲のためだけではない)。だが、今日の気候変動(温暖化)に対して、これまでのリズムを維持できるだろうかという問題提起をしている。

2009年7月記

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